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2023.03.28

東京 事務所 既設冷媒配管 窒素耐圧検査 

東京 事務所 既設冷媒配管 窒素耐圧検査 

皆さま、こんにちは
業務用エアコンのプロ集団 ニコニコ空調の倉田です。

 

本日は、配管の窒素耐圧検査の様子です。

 
10年前に導入したエアコンの効きが悪いため検査をしました。
結果、冷媒不足(ガス漏れ)と判明しました。
とりあえず冷媒を充填して、その場は対応しましたが、
この状態ではまたエアコンが効かなくなるのは間違いありません。
今回はビルの管理会社様からでした。
貸しているテナントさんに真夏に迷惑をかけると大変だという事で、
エアコンの入替を前提としたガス漏れ箇所の検査を依頼されました。
 
厳密言うと、どこでガスがもれているか正確に判断するのは難しいです。
そのため、普通は 室内機→配管→室外機すべて繋がっているため
どこでガス漏れが発生しているかそれぞれ切り離して検査を行います。
 
検査の方法は、機械内・配管内に窒素を充填しゲージを設置します。
規定の圧力をかけた後、24時間放置し圧力のゲージが減少しなければ、
そこでガス漏れは起きていないと判断します。
 
今回、機械は古いので交換前提のため
既設の配管が利用できるかの確認できれば問題をクリアできます。
 
機械と配管を切り離して、配管に窒素を充填します。
繋ぎ目やゲージから窒素が漏れていたら一大事、検査液をかけて目視で確認いたします。
 
どうせなら、室外機もついでなので窒素を充填しゲージを設置しました。
 
漏れ箇所の損傷具合により、どれくらいの時間で、どれくらいの窒素が減るのか変わります。
早い場合は、ゲージが減る共に、ガスが漏れる「シュー」という音が聞こえるほどです。
 
片付けしている間、配管の圧力ゲージに変化はありません。
室外機のゲージが下がり始めました。
悪さしていたのは室外機のようです。
原因がわかるとスッキリするものです。
とはいえ、念には念をいれて、翌日まで放置して結果を確認いたします。
 
翌日(24時間後)の結果
配管の圧力ゲージに変化はありませんでした。
室外機は1MPa減っていました。
この減り具合では夏の最中、エアコンが効かなくなること間違いありませんでした。
 
しっかしした管理会社さんの対応で
大事なテナントさんに迷惑をかけることはなさそうです。
 
次回、検査にクリアした配管を利用して
エアコン(室内機・室外機)を交換致します。
 
ガス漏れ検査や水漏れ検査など、各種検査・修理も承っております。
どうぞお気軽にお問い合わせください